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投資信託について理解しよう

先日、分配金に関する記事を投稿させてもらいました。
そのなかで投資信託について触れましたが、そもそも投資信託の仕組みについて、ちゃんと理解しているでしょうか。

・投資信託の仕組み
・投資信託の種類
・分配金

本記事では、この点について整理していきます。

投資信託とは

複数の投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などの有価証券に投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。
大きな流れとしては以下の通りです。

  1. 投資家が投資信託に投資します。
  2. 運用会社は、投資家から集めた資金を株式や債券などの有価証券に投資します。
  3. 運用会社は、有価証券の売買や管理を行います。
  4. 運用会社は、投資信託の運用成果(利益・損失・分配金)を投資家に分配します。

どんな投資信託があるの?

  • 国内株式
  • 国内債券
  • 国内不動産
  • 海外株式
  • 海外債券
  • 海外不動産
  • バランス型

メリット・デメリットは?

投資信託を行うことのメリット、デメリットについてもおさえておきましょう。

メリットデメリット
少額から投資できる元本が保証されていない
専門家に運用を任せられる手数料がかかる
リスクを分散できる

このほかにも、ファンドごとに運用方針などが定められています。
投資信託を購入する前に「目論見書」などの資料を確認することが重要です。
概ね下記内容がまとめられているでしょう。

  • ファンドの目的
  • ファンドの特色
  • 分配金に関する留意事項
  • 投資リスク
  • 運用実績
  • 手数料等

「ネット上でみんなが勧めているから買う」のではなく、
自身の目的やリスクの許容度などと照らし合わせましょう。

分配金とは?

分配金とは、投資信託の運用によって得られた利益を、投資家に分配するものです。分配金は、投資家が保有している投資信託の口数に応じて支払われます。

分配金の支払い時期は、投資信託によって異なります。一般的には、毎月、隔月、または年1回など、決まったタイミングで分配金が支払われます。

分配金は、投資信託の純資産から支払われます。純資産とは、投資信託の資産(運用している株式や債券などの価値の合計)から負債(借入金などの価値の合計)を引いたものです。

分配金は、投資信託の運用状況によって、運用益から支払われる場合と、元本から支払われる場合があります。

運用益から支払われる場合、分配金は利益として課税されます。


元本から支払われる場合、分配金は特別分配金(元本払戻金)として非課税となります。
特別分配金の額だけ元本が減るので、運用資金が減ってしまいます。

分配金は、投資家の収入の一部となるため、嬉しいものです。しかし、分配金の支払いによって、投資信託の基準価額が下がる(運用資産が減る)点には注意が必要です。基準価額が下がると、投資信託の評価額が下がり、利益が出にくくなる可能性があります。

分配金の支払いを受けるかどうかは、投資家の判断です。分配金の支払いを受けると、すぐに収入を得ることができます。しかし、分配金の支払いによって、投資信託の基準価額が下がる点には注意が必要です。

  • 長期で投資するなら、再投資を行うか分配金なしの投資信託を選ぶ
  • 定期的に現金を受け取るなら、分配金が出る銘柄を選ぶ

分配金の面でも、自身の投資目的などと照らし合わせることが必要です。

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