今日(日本時間13日21:30)にアメリカの消費者物価指数が発表されます。
経済・金融の中心地であるアメリカのインフレをみるあたって重要な指標の一つです。
CPIとは
アメリカの消費者物価指数(CPI)は、労働省が毎月発表する指数です。CPIは、アメリカの家庭が通常購入する財とサービスの価格変動を測定するものであり、インフレ率を測定するための最も一般的な指数の一つです。
アメリカのCPIは、次の8つのカテゴリーに分けて算出されます。
- 食料と飲料
- 住居
- 衣料品と履物
- 交通
- 家具と家電製品
- 医療
- 娯楽
- 教育と通信
アメリカのCPIの上昇は、主に、原油価格の上昇、住宅価格の上昇、食品価格の上昇が原因となっています。原油価格は、ウクライナ情勢の影響で上昇しています。住宅価格は、需要の増加と供給の減少の影響で上昇しています。食品価格は、農作物の不作の影響で上昇しています。
CPIの上昇は、アメリカの消費者の生活に大きな影響を与えています。消費者は、より多くのお金を食料や住居などの必需品に費やすようになり、貯蓄を減らす傾向にあります。また、企業は、原材料費の上昇を製品価格に転嫁し、インフレを加速させる可能性があります。
アメリカの中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は、アメリカのCPIの上昇を抑制するために、利上げを実施しています。FRBは、2022年3月から利上げを開始しており、2023年5月には、50ベーシスポイントの利上げを実施しました。FRBは、今後も利上げを継続し、インフレを2%に抑制することを目標としています。
結果次第で為替に大きな影響が!
ドル円相場でいうと、1円程度の変動がみられる可能性があります。
長期で米国市場に投資する方にとっては、誤差のような変動となりますが、FXをやっている方にとっては大きな変動となります。
投資するうえでは注意が必要ですね。
【Dealer's Voice】
— みんなのFX|トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) June 12, 2023
🇺🇸消費者物価指数(CPI)今夜21時半発表 pic.twitter.com/7HvL1hxvYE
コメント